素直に受け入れてみてほしい(まずは言われた事を素直にやってほしい、、)
・新米講師、キャリアの永い講師、、。
着付けの方法って帯の方法で例えるなら、「胴に帯を二巻きして後ろ手に結ぶ方法」「結ばずに手とたれの
付け根を交差して枕をするまで仮紐で押さえておく方法」「その部分をぎゅっとねじって、やはり
仮紐で押さえておく方法」「始めからお太鼓をセッティングして先にしょったり」、、、
たくさんではないですが、幾つかのその工程には、方法が色々あります。
その教室が採用している方法を、まずマスターする前に、お稽古中「わたしが知ってるのと違うわ〜
こういうやり方です!」と、はりきって、知ってるのを披露しだす、、、。まだそんなにも
回数訓練していないのに、わずか数回程で「わたしにはこの方法は向いてないです!」、、、;;
講師:「何しに来たんですか(〜〜;?」と、いう事です。
マンツーマンで、しかも最初から個人レッスンで募集されて通っていれば、
多少のわがまま聴いてもらえるでしょうが、教室を全否定ですよねf^^);笑えません。
途中からこなくなってしまう
・教室には、独自のカリキュラムがありますね。
意にそまぬ理由ではなくて、純粋に「もういいや〜」という適当な方がお見えになります(ーー;
病気やケガ、転勤など、やむを得ない場合は、その限りではありません。
そうじゃなくて、お稽古途中で本当に意図的に心なく こなくなってしまう事です。
無断欠席が続いて、そのまま雲隠れという事もあるし、酷いと教室にご自分の荷物をそのまま置いて
消えてしまわれたら、その荷物、どうしたらいいんでしょうか?
一旦入学を決め、カリキュラムを遂行すると決めたのでしたら、それは出来るだけ、区切りの最後迄は
通うのが礼儀です。講師も、生徒さんが一人で着れるようになる為に、教室の準備や、自分の訓練など、
お稽古を開く日だけが、仕事ではないのです。
ボランティアではないのですから、その間のお月謝だって、あてにしています。
お金を頂く以上は、たとえお値打ちなレッスンで、ボランティアと変わらない感じでも、
教室をしている間は、派遣もパートも行けません。 その決められた期間内に
なんとか一生懸命指導し、そしてその期間は、他の予定をいれないで、生徒さん達を想い
集中しています。。個人の講師も、大手の講師も一緒です。ビジネスの形態が違うだけ。
以下は本当にあった話、、、。
以前、ある教室にも残念な方がみえました。
事前の体験レッスンの中で、ちゃんと期間、費用、どこまで出来るように訓練するのかを、
説明していました。ただ彼女は、本当はカジュアルな着物だけ着れるようになりたいとの事。
でも、個人レッスンはしていないので、希望どおりがどおしても良かったら、他の着付け教室を
あたって下さいって、しっかり言いました。 彼女は「分かりました」といって、それでもやっぱり
入学を決めました。 ちゃんと釘をさしておいて、入って頂いたのに、お稽古、あと半分を残して、
「もう辞めます ここ迄で良かったんで」と 勝手にこなくなってしまったのです。。
丁度、カジュアルな着方が終った週でした。
何十人も一緒にお稽古する教室ではなく、そこは少人数制。それも短い携帯メール一通で終わりです。。
どう 思われますか? そんな考えの生徒さん、どこの先生もお断りです。
とにかく自分の話を聞いてほしい
・講師だって、本当は生徒さん達一人一人と、もっと親しくなりたいし、お話したいです。
ただ、限られた時間の中、複数の生徒さん達と同時のお稽古ですと、やっぱり時間通りに終るのだけでも
難しいもの、、、。そんな中、お稽古中、他愛のないみなさんとの会話、
ちょっとの言葉のキャッチボールですら、全部自分の話に持って行ってしまう方は、少し大変です。。
あと、他の生徒さんと話をしているのに、割り込んで、やはりご自分のお話をされる、、、、;
悪気がないのは重々分かっているのですが、、、(ーー;
また、ゆっくりお話する時間がとれない事を、個人的に根にもたれたりするのは、悲しい事です。
「お金を払えば時間外も聞いてもらえるんですか?」と、もしあなたが生徒さんに言われたら、、、
涙がでますよ。。。着付け講師は、サービス業の精神がないといけませんね。。。
始めから小物や着物のせい?!
・殆どの生徒さん達は、上手く出来ないのは自分の力量だと、まず思います。
そう思う事が、いい事とは言わないけれど、そんな責任感のある方は、
将来必ず上達すると思いますし、きっと和服でお出かけした際、人を引きつける人になると思います。
なんでも人のせいにするような性格の方は、正直教えていてイライラするものですf^^);
あなたはそうじゃないと思いますが、普通に使える物で訓練しているのに、二言目には、
帯じめが上手く出来ないのは帯じめのせい、、、、(ーー;
せめて50回はトライして、本当に出来ないなら、、、、それは帯締めのせいなんでしょうね。。
上手く出来ないのは、着物のせいという場合もありますよ。それは本当です☆
着物が大きすぎたり、また小さすぎたり、帯が短すぎたり、、、。
いくら着物という物が、少々のサイズはアバウトでも、とりあえず着れるとはいいましても、
シルエットには限度があります。
そして初心者さんは、どうにか着ていても、ラインが技術とは関係ない処で、
キレイじゃないという事実は、分かりません。。
お稽古の人数が大勢だと、講師もやり方を教えるのが精一杯で、
その方が、体型に近い着物でお稽古しているかどうかなんて、そこ迄は気にして指導は
出来ないものですし、また、着れる着れないの判断のみで、寸法の知識は、少ない講師かもしれません。
着付け教室で普通に訓練後、その後、教室の時にしか着物を着ない講師は、
ご本人も呉服屋さん任せで、そこ迄ラインを気にできないので、
寸法による知識が少ない場合が多いですね。
またたとえ話です。 音楽に例えます。
昔 ある中学校の女の子が吹く、クラリネットの音が、
いつもかぼそく小さくて、先生に「もう少しなんとかならんのか 腹筋だな」って言われていたんです。
その後その学校に、プロのクラリネットの講師が来て、その女の子のクラリネットの
マウスピース(口の部分)を、「貸してごらん」と 言って、息を吹き込みました。すると、
そのプロでも、元々音が響かないちょっと癖のある楽器だったのです。先生は全部の楽器に精通していた
訳ではなく、本人のせいだと決めつけていましたから、バツが悪そうでした。。
こういう場合は多いです。
例えが遠くなりましたがf^^);初心者さんこそ、なるべく近い寸法でお稽古して、
正しい紐の位置を覚えるのが、わたしは理想だと思っています。
後になってから、少し大きい、小さい着物との場合を練習するんです。
基礎がしっかりしていますから、ぶれる事なく、生涯、臨機応変出来る人となれるでしょう。
とは言っても「寸法はギリギリだけど着れるよっ」、ていう状況でお稽古をしないといけない方。
新しい着物にしなさいと言っているのでは決してないですよ。さんざん前ふりしておいて何なのですが;
本人が分かっていての事ならOKだと思います(o^-^)b。
それでも、「少々の事なら本当に着る事が出来るのが、着物のいい所」ですよね☆
講師は生徒さんが将来その着物が、技術でカバー出来ない部分があるよ、っていうのを
ちゃんとアドバイスして、訓練していってもらう判断が必要だと思います。
ご自分のせいでなのか、着物小物のせいなのか、そこ迄判断がつく「和服人」が目標ですね!(^^)!
関係ない販売や勧誘が始まる
・保険、化粧品、生活用品から個人的な物迄、、。
化粧品の販売が突然始まる、、、。生徒さんからじゃなくて教室が、そこにも力を入れている場合も、
あるにはありますが、それは、和服は、ヘアーやメイクとの関連性があるにはあるので、
きっと、そこにも力を入れているスクールだと、、、
、、、まぁおいておいて、、、f^^)
だいたい教室の受講カードや規約には、「教室と関係のない勧誘は固くお断りします」と、
書いてあるものだし、書いてなくても普通は他所の場所で、そんな出過ぎた事をしようと思うのも
おかしいですよね。。でも 実際よくある事なのです。
昔 通っていた着付け教室での話。
休憩中にその紙は急に配られました。保険新規ご加入のしおりです。
その方は、「もしどこも入ってなかったら、入ってよ〜」って言われてまわっていました。
もちろん先生が見ていない所でです。わたしはちょっとびっくりして、煩わしいと言うか、断るのも
面倒というか、、。はっきり断らない人は、しつこく説明されていました。ご本人は、そんなに
悪い事だと感じていませんから、困りもの、、、。
まぁ極端な例でしたねf^^);。今は、法律上の規制が厳しくなったので、
あからさまなのはないでしょうきっと;
その他にも、小さい事とかもありますよね。例えば、、、
ブローチや根付けなどの和小物を作っているから、教室で販売させてほしいとか、
家で商売されている商品を展示してほしいと、持って来られたりとか、、、、。
そういう事は、その教室の代表となる人が、OKを出せばいいでしょうが、
いきなりお稽古終ったと同時に、「みんな聞いて〜〜」と、いきなりばーーと広げだすのは、
ちょっと軽率だと思いませんか?? ご自分の部屋ではないのです。。
断らないといけない立場も考えてほしい。。。
図太いにもほどがあります。
前に習っていた教室のやり方を、今でも変えない
・個人で練習しているだけなら、別に好きにすればいいですよね。下記は違います。
そのA着付け教室に通う前、その方はB学院に通っていました。
ご主人の転勤先に、系列の学校がなかった為に、全然違う教室へまた入学。絶対にそこの教室が
良かったのではなくて、なんとなく良さそうだったから、、。そこの先生が指導する方法を、
一応一回くらいやってみたものの、「わたしは前のやり方の方があってるので、、、」とか、
「前のやり方でも、別にいいですよね〜〜」などと、その生徒さん一人、好きな方法おりまぜ〜のお稽古。
急に言われて言葉が用意できておらず「そうですねぇ〜〜、、;;」と 困る先生、、。
担当講師から一言 「帰れ〜〜!」って、いう事です(怒)。
また ついつい、「まぁいいですよ」って担当講師が言っても、もしも、ご自分が言われたらどうですか?
いい気分ではありませんよね。 せっかく教えているのに、、、。
どんな事情で通っていようと、今、ついている講師の指導方法で、一通り訓練すべきでしょう。
そういう事を言いだす事がおかしい(〜〜;。
他の方への雰囲気も、その方一人違う行動をする為にやりにくくなります。
ご本人は、悪いと思っていない図太いところが悲しいです;;。
足で着物や紐類をどける
・家で戸を足で閉めて怒られなくても、外ではやめておきましょうね。
着付け以外の事を、注意しないといけない講師も切ないです(〜〜;
足で小物をどける講師先生についている生徒さんは、その限りではありません。。f^^);
人の着物の値踏みする
・「わ〜〜この着物始めて見せてもらうわね〜 ○○円くらいかしら〜!」、、、大きなお世話です。
そんなにもまだ親しくもないのに、馴れ馴れしく、特にお金の話はしない方がいいですね。
「素敵ね〜〜」くらいが無難です。 酷いと、講師が着ている着物も「これ 幾らなんですか??☆」と
ニコニコ言ってこられますf^^);。
セレブな人は?!高く買った事を自慢に思い、庶民は、安かった事が嬉しいですよね。
でも どっちの場合でも、自分からも言わない方がいいと思うのです。
言うのは、ご自分が良ければいいと思われるでしょうが、それぞれ持っていらっしゃる着物類は、
生徒さん達は、それぞれ一応気にしています。
みんな、ご自分の着物が、いかに古くていけてなかったとしても「そんな事ないよ〜〜」と、
いってもらいたいものです。。
ちょっと、いつもと違う着物を教室に持って行く事なった時、値段の事や、
また、値踏みされるような空気がいつも教室にあると、
人によってはそれも不安で、講師は、お稽古と関係ない部分にも気をとられて、
進めにくい事もあります。人は人です。f^^);
すぐに感傷的になる
・強く上から押し込めるタイプの講師だったら、生徒さんが感傷的になるのは仕方がありません。
「うつ」の最初って、こんなささいな事からでしょう、、。
もう大正昭和の時代ではありませんから、その講師先生には、もう少し優しく問いかけてほしいものです。
そうじゃなくて、人に注意されたりする事が、経験上少なかったりするのかな、、、
または、すごいわがまま三昧が許された生活の方だからでしょうか、、、。
どっちにしても、ちょっと老婆心で、こうした方がもっといいとか言うと、
「いつもわたしばっかり注意する!その逆も;「わたしだけ声かけが少ない!」と、
逆切れ系の方、、。講師がいっぱいいっぱいで、至らない場合もあるとは思いますが、
講師も人ですから、わがままな生徒さんが、教室に現れてしまうのは、恐怖です。。
精神的に幼いモンスター生徒さん、、。もう 講師の方が病みます(〜〜;
すみません;;ぐちみたいに聞こえているかも;;違いますよ〜〜。
あくまで「現役の着付け講師の意見」で、一般論です。
それに うちの生徒さん達は、選んでいる訳では決してありませんが、
みなさん気配りが出来る方達ばかりです。
これが さくらさろんの教室の空気だと、手前味噌的に自慢であり、
わたくしの方が、温かくみて頂いています(^^ゞ。
他のお稽古ごとの講師も、同じ気持ちだと思います。
心ない行動や振る舞いを、親でもないのに注意しなくてはいけない、
講師先生の気持ちも、どうか心に止めて下さい。。
悪気があっての事じゃないと信じています。
だから話した時、受け入れて分かって下さればOKです☆
お稽古中、思ったよりも訓練が大変で、みんなについていけてなくったって、
パニックをおこして、怒られてもないのに、先生の声が聞こえなくなってしまったりする。。
申し訳ない気持ちでお稽古にいつものぞんでみえる方。
そういう生徒さんは、講師は全然気になっておらず、
逆に、「そうだよね〜大変だよね〜頑張って〜」と、
ほほえましく思っておりますo(^ヮ^)o
着付けのお稽古は、本当に大変なんだからしょうがないです☆
大人になってからの習い事は、ピアノだって、英語だって、ダンスだって大変なんですよf^^);
今出来なくても、将来必ず出来るようになるし、今すごい上手で器用な人も、
お稽古や着る事から足を洗ってしまえば、半年後、すっかりペーパーになっています。
それよりは、継続は力です。
講師はみなさんよりも、少し早くからお稽古していただけ、
着付けってそんなに特別な事ではありません。
すぐに出来なくても、気持ちさえついてきてくれさえいれば、
どこの講師先生だって、決して見捨てないと思います。
さぁ 明日からのお稽古も、みなさん一緒に頑張りましょう!(^^)!
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