職人のこの見事な仕事というか、
縫い目!素晴らしいです^^
振袖の、右の袖と左の袖がたまたま違う柄いきだったのを生かし、
この芥子色のバックは、向きにより趣(おもむき)が違います。
成人式の時に、お母さまと選んだ振袖は、袖を切り
訪問着に出来るタイプの振袖でした。
おしいのは、私がその振袖の写真を撮らなかった事かしら(^^ゞ
反対側の柄です
代わって、右の茶色のバックは
実はこちらも、私の教室の生徒さんが芥子色のバックを作られた
Rさんに影響され、バックを違う布で作ったMさんの物です^^
彼女の場合は、袖を切れる用の振袖ではありませんでしたが、
もう誰も着ない振袖を遊ばせておくよりはいい!と
訪問着の柄が切れてしまってもいいからと、おまかせで思いきって
制作しました。

結果、このような素敵なバックと、腕のよい和裁士さんにより
元々訪問着だったかのように着物も生まれかわれました^^
ああ こちらも写真を撮っておくんだった(ーー;

キチンとした始末の仕方が
高級感を引き出します。
ファスナーのある黒い真中は、袖の下の方で、
そこからだんだんと上に行くにつれ
芥子色になっていっているのを、上手に
メリハリをつけて作ってもらえました^^

余り布と並べれは、元は着物の一部だったという事が分りますね。
バックは、振袖の袖しか作れないのではなく、
気に入っているけど派手になったり
または、せっかく頂いたのに小さくて着れかなったり
どんな着物からでも生まれかわれます。

まさに生徒さんのこだわりの逸品ですね!(^ _^)!
夢を現実にされてとっても素晴らしいです。

こだわりの部屋へ戻る
トップページに戻る